SWEET LOVE SHOWER 2009

2009年8月29日(土)

この日も7時頃出発して、渋滞無くすんなり会場入り。昼から曇り、夕方から雨という予報が嘘のように晴れ渡る空と強烈な日差し。但し富士山は、見事なくらい雲隠れ。

2日目スタート

オープニングのS.R.Sはパスして、ひたすらダラダラ過ごしたあと、1発目のthe telephones。昼間からディスコと化す会場。telephonesは、正直特に好きな訳でもないけど、まぁそんな事は置いといて準備運動がてらPA裏で一汗流す。

爽やかな汗を流したあとはTHE BAWDIES。始めて見たけど、カッコ良かった。ボーカルの声が強烈ね。ベテラン黒人ブルースシンガーみたい。ロカビリーベースなんだけど古くさい感じは全くなくて、かなり好みの音だった。

続くNothing’s Carved in Stoneは後ろの方で大人しく観賞。やっぱ日向さんのベースはカッコいいですなぁ。

次のBase Ball Bearはパスして食事タイム。日差しから逃れるため、駐車場の木陰に腰を下ろしたら、心地よ過ぎて動けなくなった。昨日もそうだったけど、日差しは強いけど気持ちいい風が吹いてるので、木陰の心地よさが半端じゃない。しかも、会場横の入退場口目の前にあるもんだから、普通に音も聞こえる。何なら、ここに椅子やテーブル用意して1日過ごしてもいいくらい。

結局、そこで寝たままACIDMANを聴いてたんだけど、徐々に太陽が姿を隠し、やがて涼しいが寒いに。そしてACIDMANのステージが終わりにさしかかった頃、ついに雨が落ちて来た。

後半戦

雨を逃れるため車に退避して、続く髭(HiGE)はパス。ブレイクタイムを挟んで後半戦が始まる頃になっても雨は止まず。仕方が無いのでカッパを着て会場に戻ったんだけど、10-FEETが始まるって時になったら見事に止んだ。そんな雨を指してタクマは「神様も喜んでる。これは神様のよだれや!」。何か汚ねーな(笑)。

そのよだれのおかげで土埃も抑えられ、暴れるには絶好の条件。そして、みんなは雨で冷えた体を温めたい。そんなとこに10-FEETが投下されたら、爆発力は半端じゃない。

「地球がひっくり返るくらい飛び跳ねろー!」と言うタクマの言葉通りになりそうなくらい豪快に地面を揺らし、あっという間に終了。やっぱ10-FEETはいい。最近聴いてなかったけど、CD買おうかな。

次は怒髪天。まずは「サスパズレ」のコーラスでスタート。最後のことを「♪ラーラララー ラーブシャーワ〜」に変えてた。

お楽しみのMCタイムでは、スイートというよりビターだしラブでもなければシャワーというより熱湯風呂だとか、物販がアジカンと9mmの間にあるからモーゼの十戒のように道が出来てるだとか、いざとなったらアジカンと9mmの物販もうちのとこで売るとか、ステージ裏に湖が見えて富士山があってって銭湯か!等々、いつもの通り絶好調で笑いをかっさらってた。SWEET LOVE SHOWERはワンステージがホント短いから、みんなMCはあんましないんだけど、増子さんは関係ないみたい。

怒髪天を始めて見たという人には「これを期に好きになってもらって、来年また来てインタビューされた時には、去年の夏、夫に勧められてやめられなくなりましたって言ってくれ」と、しっかりのりピーネタも入れきてた。

最後は恒例、終わりそうで終わらない「サスパズレ」でフィニッシュ。がっつりMCがあったせいか、さほど短くは感じなかった。怒髪天最高。

続く9mm Parabellum Bulletは、PA裏にちょっとだけ参加したあと、暴れる人を客観的に見て楽しんだ。そういえば、輪になって土下座でヘッドバンキングしてる人達、前回もいたなぁ。9mmの定番なんだろうか……。

次のTHE BACK HORNは、メンバー自ら言うように雨が多いバンド。この日は幸い降らなかったものの、晴れかけた空が若干どんよりして来た。松田さんの「バックホーンのネクラさが招いた事だと思います」という言葉も、あながち間違ってない気さえする。

今年のMt.FUJIステージのPA裏も去年は盛り上がってたけど、今年はシート敷いてる人がいて使用不可。本当だったらバックホーんなんかは、かなり盛り上がるんだろうけど、目立って大暴れしてるとこもなかったな。ちょっと寂しかった。

まだまだこれから、終盤戦

本日ラストはASIAN KUNG-FU GENERATION。出囃子にストーン・ローゼスの「Driving South」が流れて、普通にストーン・ローゼス聴きたくなってきた。アジカンいいから、このままストーン・ローゼスのCD流してくんねーかなとも思えて来たけど、さすがにステージが始まると気分は盛り上がる。PA裏も最高の盛り上がりで、過去最高にでかいサークルも出来上がった。

終了後に始まる恒例のハイタッチ&記念撮影会を背に、怒髪天・増子さんのクロージングDJが行われるスペシャブースに移動。アジカンのステージの興奮も落ち着いて来た頃、いつものようにDr.スランプの曲にのって、アラレちゃんの帽子を被った増子さん登場。

ライブの時に言ってた、DJやる頃には泥酔してますという言葉に嘘偽りは無く、本気で酔っぱらってる。ワインのオレンジジュース割りを飲み過ぎたそうで呂律も怪しい。毎回CDを探しながら「もう字が見えない」とか、「ここにいっぱい散らかってるCDは全部俺のだよね?」とか、「もう訳分かんない。銀色の面が全部表向いちゃってる」とか。

機材の操作が分かんなくなると「ちょっとー!ちょっとー!」ってスタッフに助けを求め、間違えて古畑任三郎のテーマ曲をかけた時には「違う。間違えちゃった。
犯人全然分かんない」だって。もうホント好き放題。

そんなDJブースの前には、とてもクロージングとは思えない人の群れ。終わりの時間が近づくと、スペースシャワーからリクエストがあった曲だと言って「マイムマイム」がスタート。あっという間に巨大な輪が出来上がって、みんな回りだし、挙げ句の果てにはオイオイコールまで。マイムマイム、鉄板。

最後に流された曲は、キン肉マンの主題歌。みんな歌えてるのが凄いよなぁ。終了後に起こったアンコールに応え増子さんが姿を現すも、もう帰れ!ということで、「来年も来てくれるかな?」「いいともー!」で終了。

駐車場には、まだ車が沢山残ってたけど、渋滞もそれほど大した事なく無事帰宅。駐車場出た後で会場の方向から花火の音が何発も鳴ってたけど、あれは何だったんだろうか。SWEET LOVE SHOWERの花火ではなさそうだったけど。

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