このところ本が読めないんですよ。集中力が持たないの。今年読んだ本って何があったかな~と思い返してみたんですけど、ちゃんと読んだの一冊だけなんですよね…。

サイモン・シンの「暗号解読」です。
サイモン・シン 『暗号解読』|新潮社
文字を入れ換える。表を使う。古代ギリシャの昔から、人は秘密を守るため暗号を考案してはそれを破ってきた。密書を解読され処刑された女王。莫大な宝をいまも守る謎の暗号文。鉄仮面の正体を記した文書の解読秘話……。カエサル暗号から未来の量子暗号に到る暗号の進化史を、『フェルマーの最終定理』の著者が豊富なエピソードとともに描き出す。知的興奮に満ちた、天才たちのドラマ!
「フェルマーの最終定理」の作者だったんで面白そうだと手に取ったんですが、期待通り面白かったです。この人は本当うまいですね。読んでてワクワクするんですよ。
最後に紹介されてる量子暗号なんかは、量子力学自体が難解なんで、解ったような解らんようなって感じですけど、それでも面白かったし知的好奇心を大いにくすぐられる内容でした。
とまぁ、それはさて置き、たった一冊なわけですよ。今年読んだのが。びっくりです。
昔は多少つまらなくても本一冊読むくらいのことはできたんですけど、最近は全く駄目です。ホント集中できなくて、読み始めても自然消滅しちゃうんですよね。読みかけの本を枕元においてあるんですけど、もう山積み。読みかけだらけです。

こんだけあります。これは一応読むつもりがある本で、既に読む気がない本も入れると、もうちょっと増えますね。
今読んでるのは、真ん中あたりにある「シリアル・キラー~心理学者が公開する殺人者たちのカルテ」ってやつです。シリアルキラーってのは連続殺人者のことですね。連続殺人というのはひとつの病気だとして、連続殺人者たちの生の声を取材し、殺人のメカニズムを医学、心理学、脳神経学などあらゆる方面から徹底的に解明する、旋律のレポート!
だそうです。
これは今んとこ3分の1くらいを読んだとこですけど、興味深い内容ですね。今年中には読み終えたいと思ってます。まぁここまで読むのにだいぶ時間経ってるんですけど。途中で間空いてるいてるから、最初の方の内容ちょっと忘れかけてるし。
とりあえずこれ読み切って、来年は読書の年にしたいなと思ってます。