COUNTDOWN JAPAN 10/11

3日目

2010年12月30日(木)

イベントとしては1日残ってるけど、個人的には最終日。前日に続いてEARTHステージで朝礼を聞くところからスタート。

渋谷さんによると、この日は過去最高の動員とのこと。始めた時は1万2000人だったのが、今日は3万6000人。それを表すように初っぱなから人で溢れるEARTHステージの1組目はグループ魂

「女は渋谷陽一のようなもの。なぜならば、ホントはエロいくせに真面目なこと言って気を引こうとするから」と、まずは港カヲルの渋谷さんいじりで幕を開けた。

「こんばんわ、夜の尖閣諸島 港カヲルです。日本と中国がカヲルのチンチン取り合いっこするー!」と始まったステージは、下ネタフルコースって感じで凄かったな。グループ魂が下ネタなんてのは普通のことだけど、ペニスコールやクンニコールだけでは飽き足らず、「押忍!てまん部」では、「『手』で手を挙げて『まん』でマンコ触って」と、とても昼1時のライブとは思えない要求。

「ダメだ!『まん』でまだ手が挙がってる!『まん』はマンコ触るの!」と本気で駄目出しした挙げ句「他人のマンコでも良いよ」って。そりゃ出来ることなら触りたいけども。

他にも「もういいよ、海老蔵問題」「どうでもいいよ、水嶋ヒロの小説」と、話題の2人もしっかりネタにしてた。ちなみに水嶋ヒロの小説持ってる人って会場に聞いたら、あの大きなホールが人で一杯なのに、ほぼ手が挙がらなかった。水嶋ヒロに見せてあげたい光景だったな。

ミュージック

2組目は、再びEARTHステージでトータス松本。序盤「ガッツだぜ」「バンザイ」を立て続けに披露して会場は大盛り上がり。この盛り上がりっぷりに、あらためて「国民的ヒット」だよなぁと思った。底力が凄い。

ツアー終わりで打ち上げがあったりして声ガラガラだなんて言いながらも、凄い楽しそうにやってたのが印象的だったな。前回出演時には清志郎を思わせるパフォーマンスに心揺さぶられたけど、この日は純粋にトータス松本に心揺さぶられた。「ミュージック」って曲、すごい好き。

トータスが終わったあとはDJブースに移動して、まったりとTEAM紅卍を観賞。市川海老蔵や玉置浩二をネタにして盛り上がってたけど、後ろの方で見てたせいかいまいちパッとしなかったな。ホントに盛り上がってんだか、いまいち盛り上がってないんだかよく分からんかった。

しばらく休憩した後、COSMOステージに移動して曽我部恵一バンド。別の見ようとも思ってたけど、やっぱソカバンは鉄板。見て損だと思うことは無い。「テレフォンラブ」とか、CD持ってなくてフェスでしか聴いたことないのに、気がつけばすっかり覚えてるな。

効率のいい格好で

続いてはMOONステージでモーモールルギャバン。以前地元のライブハウスで見た時は良いなぁと思ってCDも買ったけど、まさかこんなあっという間に有名になって、こんなとこに出るようになるとは思わなかった。でも相変わらずアホなところが素晴らしい。

リハのとき、マイクチェックで声くれとスタッフに言われたゲイリーが、尾崎豊の「I love you」をマネしながら歌い始めた。スタッフにちゃんとしたのくれと言われると、スイマセンと笑いながら今度は全力でMOON CHILDの「ESCAPE」を歌い始め、再びスタッフに「ちゃんとしたのをください」と突っ込まれてた。

いい加減観念したか普通に声を出し始めるも、徐々にヒートアップしてきて突然「幕張ー!」と客を煽り始める始末。その間、何度もスイマセンと笑ってた。

つづいてユコがマイクチェックを始めると「あーあーおーおーおぃーす、オイーッス!」と、いつの間にかいかりや長介に。そのまま「8時だよ!」と言うと、何の打ち合わせも無いのに、すぐさま「全員集合!」と返す会場。見事に無駄な一体感。

最後にマルガリータが「じゃあトリをお願いします」とスタッフに振られつつも「何も言わないですよ」と普通にチェックを済ませた後、「裸族」をやってリハ終了。

本編が始まると、さっきまではCDJのオフィシャルTシャツ着てたくせに、ゲイリーがいきなりパンツ一丁にネクタイで登場。本人曰く、汗かくと冷えるから、これが1番効率がいい格好らしい。じゃあネクタイいらんだろ。

日本代表

モーモールルギャバンを最後まで見たかったけど、途中で抜けてザ・クロマニヨンズを見るためにERATHステージに移動。この日は恵比寿でミドリが解散ライブをやっていたので、どっちに行くか迷ってた。ミドリの方はチケット無かったんだけど、最後だしとりあえず行ってみようかなーって。

前夜、iPodでミドリを聴いてる時は恵比寿行く気持ちが優勢だった。クロマニヨンズは来月ワンマン行くし、と。だけど、そのあとクロマニヨンズを聴いて、やっぱりこっちを選んだ。バンドがいつ無くなるか分からないのなら、常に本当に好きな方を選ぶべきだなと。その判断に間違いはなかったな。

いつものように前説を経てメンバー登場すると、ニューアルバムの1曲目から順に3曲披露。さらに4曲目の「底なしブルー」を始めたところで、マーシーのギターがトラブル。アンプが原因なのかよくわからなかったけど、ちゃんと音が出なくなってしまった。とは言え既に演奏が始まってたので、ヒロトがハーモニカを吹きつつセッションで場を繋いだんだけど、これがまたカッコ良かったなぁ。災い転じて福となすというか、良いもん見れた。

この曲が終わったところで、ヒロトが突然「日本代表クロマニヨンズです!」と叫んだ。マーシーのギターに宇宙人が悪さしたから、日本代表のクロマニヨンズが追っ払ったってことだったんだけど、この台詞を聞いたら「1985」の「日本代表ブルーハーツ!」ってのを思い出さずにはいられない。興奮して雄叫びをあげてしまった。これまた良いもん聞いた。

メガネ美人

次はそのままEARTHステージに残って斉藤和義。斉藤さん、この日は今年最後のライブということで、朝ひと抜きしてきたから気分スッキリだそうです。

ポッキーのことを歌った歌では、ポッキーのケースのデザインが書かれた四角いポッキーギターが登場。本人含めてギターが3人だったんだけど、3人ともポッキーギターで、ちょっとしたそろいの振り付けまで披露してた。

3日目ラストは清竜人、と思ってたんだけど、疲れちゃったんでリハだけちょっと見て、本番は外で座ってのんびり聴いてた。ま、TOKIEさんが一目見れたからOKです。

最後の食事は売り子さんが可愛い上に味もいいでお馴染み、うーめん屋で締めようかなと思ってたんだけど、ここにきて隣のお好み焼き屋にとびきりのメガネ美人がいることに気づき、そちらで食事を購入。お好み焼きの気分ではなかったけど、そんな事は問題ではない。この3日間に悔いがあるとすれば、この美女の存在に今まで気づかなかったとこだな。