TRICERATOPS ~ DANCE TO THE SPACE GROOVE TOUR

トライセラのレコ発。アルバム買ってないけど、KAZOOは2年半ぶりの登場ということで、たまには行ってみようかなと。

2008年11月16日(日)甲府KAZOO HALL

冒頭立て続けに4曲ほど踊らせた後、少しスローなやつをと雰囲気を変えていい流れで来たら、続く曲の歌いだしでは歌詞を間違えて「ごめんごめん!」と慌てて演奏を止める。珍しいねとドラムの吉田さんに突っ込まれつつ「それじゃあニューアルバムから、フォトグラフ」と、仕切り直すも、それも若干噛み気味だったのはご愛嬌。いや~、でもこの曲カッコ良かった。リフがいい。

トライセラといえば、ノリのいい踊れるロックってイメージ強いけど、私はこういうちょっとテンポ落とした曲の方が好きですね。中盤にはアコギで弾き語りがあったり、ベースもアコースティックに持ち替えてのバラードパートがあったりで、非常に良かったです。

MCでは、マイクに口をぶつけることがあって危険だという話から、大物歌手がよくやる声を張るときマイクを離すパフォーマンスに苦言を呈するが、確かに喋りは返りがあるとやりずらいということで、ここは箱が小さいからマイクいらないだろうとマイク無しで喋りだす。それに続いてマイクを外して喋るベースの林さんの声の張り具合がツボに入ったらしく、吉田さんが爆笑。

挙げ句は、楽器も生音でいけるんじゃないかと、アコースティックを通り越しエレキギター&ベースをアンプを通さず生音で演奏するという暴挙に。吉田さんは、それに合わせて小さい音でやるよと手で優しくドラムを叩きだす。アコースティックよりも小さいこの音は、客がちょっと盛り上がっただけで一切音が聞こえなくなるので、メンバーはノリノリで演奏してるのに、音が全くないという、違う意味で迫力のある光景でありました。

他にも山梨という事でほうとうを食ったという話から、和田さんが味噌とご飯を組み合わせるのが好きだと、デビューしてから初めて言うという、若干どうでもいい情報を告白。そこから味噌汁+ご飯がうまいという話で、すっかり盛り上がる。

最近藤井フミヤに提供した曲を演奏するという時には、紹介で「提供した人は浜崎あゆみです」と、余計な事言って滑ってたけど、そこ以外は演奏もMCも充実した内容で楽しかったです。

アンコール終了後、場内にBGMが鳴りだしたけど、客電は落ちたままで客も帰る雰囲気は無かったから、もしかしたらもう一回出てきたかもしれないけど、私はすっかり満足したので、アンコール要求を続ける場内を背に一人退場。ニューアルバム買おうかなーと思いつつ、何も買わないで帰宅しました。

ん~、でも買っても良かったかな。

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