チナミの風景

野本明照の「チナミの風景」が単行本化されてた。

この人好きなんですよ。話の中身もいいし、何より絵。この人の絵、凄い好き。一目惚れでしたね。キャラクターもいいし、ちまちま描き込まれた背景もいいし、何よりこの線がたまらん。私は基本的に漫画は絵から入るんですけど、これはもうドストライク。

チナミの風景は、第一話だけ見たことあったんですけど、その後も続いてたとは知らなかったんで、単行本化は嬉しい驚きでした。しかも単行本見たら第一話が掲載されたのが2003年5月号だって。その回のやつ、未だに切り抜きを持ってますからね。時が経つのは早いねぇ…。

で、肝心の中身ですけど、これは素直にお薦めです。ってか、思わずお薦めしたくなる本。いいからとにかく読んでみろって感じ。1巻だけだし。リンク先で表紙の画像クリックすれば、ちょっとだけ中身も見れるんで、是非お試しあれ。

チナミの風景

いつもそこにあるのは、チナミと、変人と、素敵な風景…。新鋭・野本明照が描くヒネクレポップな町内物語、ついに単行本化!!

猫目町に住む、ちょっとヒネクレた小学4年生・チナミは、町のあちこちにいる「変人」たちとなぜか関わっちゃう日々。……あたし、そんなの全然望んでないのに! もう、何でなの!?

ちなみに、他にもスピリッツの増刊号に掲載された読み切りの切り抜きも持ってるんですけど、そっちは単行本化されてないようで。残念…。

「少年ポコポコ」は、世界観とかチナミの風景に通づるものがあって凄い好きなんですけどね。不思議な人たちと絡む普通の女の子が主人公のチナミの風景と違って、こちらは足音が何故かポコポコいう不思議な男の子が主人公。チナミの風景が気に入った人なら、同じく気に入ると思います。短編集とかでないかなぁ…。

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