竹原ピストル・山口進 in Harper's Mill

カレーとコーヒの店、ハーパーズミルでのライブ。出演は竹原ピストル、夜ハ短シの山口進、よよよいの3人。狭い店だけどぎっしり客入ってたなぁ。いいライブだった。他に座るとこがなかったから、マイクから1mも離れてないくらいの1番前の席に座ったんだけど、近すぎてどこ見ていいかよくわからんかったのが、ちょっとしんどかったけど。

2012年4月22日(土)甲府 Harper’s Mill

まずはよよよい。この人、確か以前「えあどくべ」って名前でやってた人だよなぁ。覚えにくいから名前かえたんだろうか。だとしたら「よよよい」もどうかと思うけどな(笑)。まぁでもこの人の歌好きですよ。「本当は流暢に喋りたいんですけど緊張して……」なんて言ってたけど、歌の途中で族のやかましいバイクが店の横の道を通り過ぎていったときは、ババンバババ〜ンとエンジン音を真似て歌い出して、凄い楽しみながらやってる感じが良かった。「男はつらいよ」のカバーハマってたな。

続いては山口進。前見た時は30sizeとしてひとりでやってたんだけど、今は夜ハ短シってバンドをやってる。この日はひとりの弾き語りだったけど、一応夜ハ短シのレコ発ツアーのひとつみたい。当然、夜ハ短シの曲が中心だったんだけど、OUTLAWの「14才」も聞けて嬉しかったな。

山口さんのライブは久々だったんだけど、突然「アォ!」って叫んだりして、なんか新しいキャラ開拓されてて笑った。PAやってた店の人にも「違うキャラ出てるよ」って言われてたし。明日レコ発ツアーのファイナルがあるから是非ヨロシクってことを何度か言ってたんだけど、後から竹原ピストルに「ファイナルってのは気に食わない。始まりも終わりもないんだから、ずっと続ければいい。ファイナルとか言われて騙されてチケット買っちゃダメですよ」って、ズバーっと突っ込まれてた。

最後は竹原ピストル。初めて見たけど期待以上に素晴らしかったな。歌がいいのはもちろんのこと、MCも含めて全体のテンポが良くて楽しかった。

山口さんがやってる時にずっと「すべれ、すべれ」と呪いをかけてそうで、「ちょっと効いてたでしょ。ライバルが滑ることほど楽しいことはないですね」と楽しそうにしてたけど、直後に山口さんの被ってた帽子を引き合いに出して「いつハトが出るのかと思ってたら出なかったですね」と自分が滑って悶絶してた。

興味はあったけど殆ど聴いたことなかったので初めて聴く曲ばかりだったけど、印象に残る歌詞が多くて感動した。「オールドルーキー」「STY FREE」「みんな~やってるか!」が特に好きだったなぁ。「オールドルーキー」の積み上げてきたもので勝負しても勝てねえよ 積み上げてきたものと勝負しなきゃ勝てねえよって歌詞が一番グッときた。

新曲「ON AND ON」は、本人曰く「『居るよな』を奈良の方言で言った『おんねんのぉ』と『on and on』を見事に掛けて、コード進行は山崎まさよしの『セロリ』からパクった話題作」だそうです。サビで「on and on(おんねんのぉ)」と繰り返すとこが印象的な歌だったな。

アンコールでは、震災後に福島の小学校で子供たちと遊んでて出来た曲だという「復興の花」を演奏。歌を聞いてると子供たちの笑顔とかが浮かんでくる素敵な歌だったなぁ。でも福島の中学で音楽の授業として音楽室でライブしたときは、MCで個性を大事にしろというメッセージを熱弁したにもかかわらず、生徒の反応が「あぁ、はい」みたいな感じで、あまりの温度差に腰砕けだったって(笑)。

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