凛として時雨 TOUR 2011 αβ+1 @ 甲府 KAZOO HALL

凛として時雨の小規模ライブハウスツアー。フェスでは何度か見たことがあるんだけど、ワンマンは初めて。普段あんま聴かないんだけど、一度ワンマン見てみたいなと思ってたので行ってみたら、途中のピエール中野のMCコーナーがアホ過ぎた。あー面白かった。

2011年11月10日(木) 甲府 KAZOO HALL

途中で挨拶した以外にMCもなく、ただただ演奏していくストイックなステージ。今回はモッシュに参加することもなく大人しくしてたんだけど、音楽を聞くというより音を喰らう、体感するって感じかな。基本、歌は何言ってるか分からんし。でもそれが気持ちよかった。

最後までMCもなくこんな雰囲気なのかなぁと思ってたら、そうは問屋が卸さなかった。終盤に差し掛かったところでTKと345がステージを降りると、ピエール中野のMCコーナー突入。

まずは「桃食ってるかー!ほうとう食ってるかー!信玄餅食ってるかー!」と客を煽ると、今日はデーモン小暮の10万49才の誕生日という、どうでもいい情報を交えつつ、凛として時雨が台湾のフェスに出ることになったと報告。折角なんで歌ってもいいですか?とギターを受け取ると「台湾ということで」と、なぜか嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」を歌うことに。わざとなのかマジなのか出だしの音が全然取れず、何回もやり直した後で、なんとかサビを弾き語りで披露。しかもアップテンポバージョンとバラードバージョンの2種類。

続いてコール&レスポンスをするということで内容説明がスタート。まずは「say バイブス!」と言ったら「バイブス!」と返すこと。次にPerfumeのチョコレイト・ディスコのメロディーで「ほうとう」「ディスコ!」。最後はB’zのultra soulのメロディーで「信玄餅!」「ハイ!」。そして最後はXジャンプと、流れがカオス過ぎてさっぱりわからんけど、ピエール曰く「俺も分かってないから大丈夫」ということで、いざ本番。

say バーイブス!バーイブス!say バーイブス!バーイブス!

ほーう……あれ……えーっと……ほーうとうぅ!ディスコ!ほーうとうぅ!ディスコ!

……えーっと……、信玄餅!ハイ!

と、毎回確認しながらコール&レスポンスが進行。長年山梨にいて信玄餅には馴染んでるけど、こんなノリノリな信玄餅初めて。

最後はXジャンプで締めた後は、一転して壮絶なドラムソロに突入。ビシッと決めた後はラストスパートで一気に駆け抜けるかと思いきや、最後に345さんのMCコーナー突入。物販のお知らせをしたんだけど、「えーっと、プラスチックキーホルダーっていう、プラスチックのキーホルダーがあって……」などと、本人も途中から何を言ってるのか分からなくなってきたというホンワカMCでフロア大ウケ。

ということで、演奏は演奏で凄かったけど、想定外の部分でも大いに楽しませてもらった。

客はちょっとおとなしかったな。モッシュもしてたしクラウドサーフしてる人も数人いたけど、なんだか控えめな感じで、終わったあとはアンコールの拍手なり何なり全く無し。ただ立ってるだけ。俺はもともと今回アンコールパスして早めに帰ろうかなと思ってたから、早々に出てきちゃったけど、あの後どうなったんだろ。アンコールって、ただ待ってりゃ始まるもんじゃないだろ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です