8otto ~ Come to see me anywhere TOUR

2009年4月19日(日)甲府 KAZOO HALL

8ottoの全国47カ所ツアー。ほぼ聴いたことないんですけど、前から気になってたんで行ってみました。

5時半スタートだったんだけど、あんま長いと疲れるので、最初の方はいいかと6時過ぎに会場入り。客はまばらで、多分40~50人位。時間が早いからかとも思ったんですけど、結局最後までさほど増えなかったですね。

ステージでは、おそらく2組目と思われるLost Color Peopleが演奏中。6人編成でメンバー全員ベテランって雰囲気。曲も渋めでカッコ良かったです。ただ、曲の構成というか、流れが個人的にしっくり来なくてノリきれなかったですね。演奏が下手って訳ではないんですけど、1曲の中でいろいろやりすぎな感じ。

ボーカルが手を挙げてっつって、客に手拍子を促す場面があったんだけど、ソウルなのに表拍で始めちゃったから民謡みたいになっちゃってましたね。あれは単純に間違えたんだと思います。本人そのあと、さりげなく裏で手叩いてましたから。

続いてはLAZYgunsBRISKY。4ピースのギャルバン。こちらは、先程とは打って変わってシンプルなロック。パワフルでなかなか良かったです。ただ、ボーカルは衣装変えた方がいいと思いますね。上下白で、何かインパクトが弱かった。存在感が微妙で、イマイチ締まらない感じ。

3組目はモーモールルギャバン。ドラム、ベース、キーボードでドラムがボーカルという変則的編成。結論を言ってしまうと、このバンドが一番良かったですね。8ottoより良かった。

キーボード抱えなが銅鑼叩きまくったりと、なかなか激しい。曲は安田美沙子に捧げるラブソングだとか、元メンバーが爆死する歌だとか、半分コミックバンドな感じで笑わせてもらいました。ドラムがMCもやるんだけど、ゼエゼエ言いながら喋るのが、また面白い。笑いだけじゃなくて、曲もノリが良くていい感じでしたね。

ノリ過ぎたのか、ドラムが1曲の間に何回もスティック落とし、最後は予備が無くなって1本で小器用に叩く場面もありました。他にも演奏を間違えてたっぽいとこもありましたね。キーボードが女の子なんだけど、ドラムがミスったあとに「もう、お前は…」て軽くダメ出してました。多分実質的にバンドの実権握ってるのは彼女だと思います。可愛かったです。

最後は何故かドラムがパンツ一丁になって、みんなでパンティーコール。終了後にみんなが片付けてる脇で、ズボン履いてる姿が切なかった。脱ぐとあとが厄介よね。

予想外に会場が盛り上がったところで8otto登場。会場は盛り上がってたけど、正直イマイチ。何か面白みが無かったですね。ま、個人的にはモーモールルギャバンで満足してたんで、いいんですけど。

アンコールでは、いきなりバスドラの叩くところが外れるというハプニング。今日はドラムの厄日らしい。

終了後は、支援の意味でモーモールルギャバンのCDを買って帰宅。あんなライブやるバンドは、CDの方はイマイチだろうと期待してなかったけど、意外と良かったです。

パンクなライブとは雰囲気が変わって、ポップな曲調。MCでジャンルはJ-POPですと言ってたのはこういうことかと。ドラムが何気にいい声してる。

モーモールルギャバン。いいです。

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