フラカンの年越しライブ。会場が名古屋と遠かったけど、フラカンの地元ってことで1度は行ってみたいといいうことで。
2008年12月31日(水)名古屋 Electric Lady Land
事前情報でライブハウス内のロッカーが狭くて少ないらしいとのことだったので、開場時間まで待ってから駅のロッカーに荷物を預けて、クソ寒い中をTシャツにパーカーという軽装になって会場入り。入り口で、お年玉グッズの手拭いとクラッカーを受け取ると、一応ロッカーのある2階へ行って確認してみた。数はそこそこあって空いてるとこもあったけど、異常に狭くて人が居ると入る余地がない。駅に預けて正解でした。
とりあえず物販でTシャツを購入して着替えてから、フロアの右端で待機。ステージ上には小さなデジタル時計が青く輝いてる。
放ったらかしで邪魔な髪の毛を押さえようと、貰ったばかりの手拭いを頭に巻いたとこで場内が暗転。開演まで、まだ20分ほどあるので何かと思ったら、予告に無かった前座のザ・クラッツが登場。ボーカル&ハーモニカ、アコギ、パーカッションという3人編成だったけど、実際のメンバーはボーカルとギターの2人とのこと。
お前ら誰なんだというこの雰囲気がいいですねと本人が言う通り、始めて見る人たちだったけど、凄いカッコ良かったです。ボーカルのダンスも素敵。フラカンのNude Core Rock’n’rollのカバーも披露しんだけど、アコースティックバージョンも良かった。
演奏中、気分が悪くなったのかスタッフに運ばれる人も現れたけど、会場はしっかり盛り上がってました。35分までに終わるとマエさんと約束したとのことで、最後はそそくさと退場。軽く舞台のチェックが済み、2008年も残り1時間となったところで、いよいよフラカン登場。
さっき運ばれた人を心配する圭介に、マエさんが珍しく良いこと言うねと返したところで、それではと1曲目の「ロックンロール・スターダスト」がスタート。
ニューアルバムからの曲を中心に、新旧織り交ぜた選曲。「深夜高速」やらなかったけど「口笛放浪記」聴けて、すげー嬉しかった。この曲好きなんですよね。
絶賛廃盤中というアルバム、怒りのBONGOから「センチメンタルエンジン」を演奏したところでMCタイム。話題は昨日の幕張でのカウントダウンジャパンでのことに。マエさんの、公式サイトのレポに変な顔の写真が使われてるからやめてほしいという訴えを、いやあんなもんだよ、見てないけど、と圭介が他人事感丸出しでたしなめるも、MCがかっこ悪いみたいなこと書かれてたという話を聞いた途端に暴走。
楽屋裏に用意された寿司屋が、一人五貫までなうえに玉子しかねーじゃねーか、カウントダウンジャパンふざけるなと怒りをあらわに。これ2ちゃんに書くなよと言ってたけど、ここ2ちゃんじゃないんで。
以前ライブを見に行った時に圭介が解散の話をしてたけど、この日も解散話を持ち出してた。本人曰く、惜しまれながらステージを去りたいんだとか。で、再結成したいって。それを聞いた竹安さんが「ジュンスカ商法ね」と軽く毒を吐くと、普段のお前をだすなとマエさんに止められてた。
圭介が最近、友人が録画してた2年B組仙八先生を借りてハマってるんだけど、45話中40話までしかないから困ってるという話をした時も、「残りが見れない>眠れない>声出なくなる>解散」という話に。DVD化もビデオ化もされてないから手に入らないんだって。死活問題だから誰か持ってないかと客席に呼びかけたところ、持ってるからあげるという人が奇跡的に登場して、今日一のテンションの上がりを見せる圭介。でもマエさんが、飯に500円しかださないあの鈴木が5万まで出すって言ってたよと言うと、いやそれはくれるって言ってる訳だからと、急に冷静になってた。
それ以外にもMCでいろんな話してたけど、今回私が一番笑ったのは、高校時代にみんなでパチンコ行った時に圭介だけ摘み出されたって話をした時、いじけて石を蹴る真似をした圭介にマエさんがぼそっと言った一言「シーボーズだ」でした。会場誰も笑ってなかったけど、まさかシーボーズ出てくると思わなくて笑った。言われた圭介も、そうそうってなってましたからね。
シーボーズはウルトラマンに出てきた怪獣で、いじけて地面蹴るっていう有名なシーンがあるんですよ。そんなもん持ち出すマエさんもマエさんだけど、通じちゃうのが凄いなと。
「ライトを消して走れ」の♪BABY もっと DEEP DEEP をみんなでハモッたところで、いよいよ2008年も残り5分程に。竹安さんが乾杯用の酒を気にする中、小西さんも前に出てきて、みんなでクラッカーを用意。マエさんが、何故か15からカウントダウンしようとしてたけど、結局10から数えて、みんなでクラッカー鳴らして盛大に新年を迎えた。
2009年はフラカン結成20周年ということで「俺たちハタチ族」で幕開け。ニューアルバムからの曲を何曲かやったあとは、「Yes,Future」「恋をしましょう」「狂ったバナナ」と一気に駆け抜ける。「狂ったバナナ」では、お年玉のお菓子が会場にバラまかれたんだけど、キャベツ太郎やベビースターラーメンに混じって、ソウルフラワーユニオンの奥野さんが作ったという餅まで撒かれていた。餅欲しかったけど結局何も取れなかった。
お年玉撒きも終わったところで本編終了。ニューアルバムの「さよならBABY」が聞きたかったんだけど、まだやってなかったからアンコールで期待したけど、アンコール1発目はアルバムタイトル曲でもある「たましいによろしく」。続く「真冬の盆踊り」では、圭介が最長記録作るぞと言って、ヨッサホイのホイだけで正味5分くらいやってた。
これが最後だよといって出てきてくれたアンコール2回目は「白目充血絶叫楽団」「Nude Core Rock’n’roll」と一気に畳み込んだあと、まだ終わらない感じだったので「さよならBABY」やってくれるかなと期待したら、最後はまさかの「東京タワー」。この選曲はやられました。
この曲なら「さよならBABY」じゃなくても大満足です。みんなで♪ヘイヘイホー!と合唱。何か胸がいっぱいになりました。
終わってみたら3時間の長丁場。お腹いっぱいの大満足です。よく見たらステージ上の時計の日付が、[2009 1 32]ってなってたけど良いライブでした。こりゃ来年、いや今年のカウントダウンもフラカンかな。
- セットリスト
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※曲順に自信無いけど、やった曲は間違いないです。
- ロックンロール・スターダスト
- 脳内百景
- SHAKE MY LIFE
- センチメンタルエンジン
- It’s Only Roc’kyun’ Roll
- 空想無宿
- あの日見た青い空
- 終身刑
- 今池の女
- あったかいコーヒー
- 寄鷺橋サンセット
- 口笛放浪記
- ライトを消して走れ
- 俺たちハタチ族
- 上京14才
- 大人の子守唄
- この胸の中だけ
- 夢から醒めないうちに
- Yes,Future
- 恋をしましょう
- 狂ったバナナ
- アンコール1
- たましいによろしく
- 真冬の盆踊り
- アンコール2
- 白目充血絶叫楽団
- Nude Core Rock’n’roll
- 東京タワー