ザ・クロマニヨンズツアー 2010-2011 ウンボボ月へ行く@甲府

クロマニヨンズのアルバム「Oi!Unbobo」のレコ発ツアー。まぁ言うまでもなくというか、相変わらず最高だったな。ちょっと音外れてるか?ってとこもあって、素晴らしいロックンロールでした。ただ個人的にはちと心残りのあるライブだったな。

2011年1月16日(日)甲府 KAZOO HALL

クロマニヨンズのライブと言えば、いつもは1stアルバムに入ってる「オラオラオラー」っていうSEで入場するんだけど、今回は「ウンボボ ウンボボ ウンボボ オイ!」という新しいSEで登場。だけどライブのカッコ良さはいつもと変わらず。

レコ発ツアーでは毎回新譜の曲を全部やるんだけど、シングルのカップリングやらなかったのが意外だったな。あと「ネギボーズ」やったのも意外。そんな曲やるんだ、と。

「CDとかと違って途中で飛ばしたりシャッフルとかは絶対ないんで」と、合間に別の曲を入れつつも、アルバムの曲順通りに演奏。さすがライブやるためにアルバム作ると言うだけのことはある。ちなみに別の公演に行った友人の話によると、セットリストが全く同じだったとのこと。個人的には「あさくらさんしょ」が聴けて嬉しかった。

MCでは、後ろを向いてるヒロトに客が「尻がセクシー!」と声をかけると、「尻“だけが”セクシー」とヒロト自ら訂正し、なぜかKARAのヒップダンスを披露。よく知らないけどって言ってたけど、完成度高かったな。

「かっこ良すぎる!」という声が上がった時には「幻を見てるんですね。そのまま幻を見ててください。」と笑って返してから「自分の夢は自分で見ろよ。幻はたくさん見てってくれ!」って。しびれたなぁ。

今回は、厚着の客が多かった気がする。ここはクロークが外にあるから、荷物預けようと思ったら外で着替えないとならないのが原因かもしれんけど、あれ隣にいると熱気がムワッときて暑苦しいから嫌なんだよねぇ。

冬場はそういう人よく見るんだけど、今回は特に強者がいて、かなり密度の高い前の方でジャケット着てるうえにマフラーしてるアホな男がいた。しかもその男の横にいる彼女らしき女が首を傾げて、男の肩に頭を預けて密着してるの。あの熱気の中、あの厚着であれだけ密着されたら、いくら彼女でも地獄でしょ。

今回はマーシーのピックをゲットしようと思ってたんで前に行ったんですよ。マーシーって前にいる人にピックあげるから。ほんで身動き取れないほどの密度の中、何とか前まで攻め込んだんだけど、気づいたら隣にその女がいて、俺の肩に頭預けて密着してきてんの。いやいやいや。

最初に密着してた男は上着+マフラーで、俺はTシャツ1枚ですよ。頭密着させたら感触で違うって分かるはずなの。にもかかわらず、ずっと密着してきてるってことは、誰でもいいんですよこいつ。首座ってないのか!

そんな苦労もしつつ3列目くらいまで行ったんだけど、結局ピックゲットも本人にタッチも叶わなかったのが心残りだな。

今回は心残りがもうひとつあったんだけど、それはアンコールの時。

クロマニヨンズのライブはアンコール要求のときのコールが特に決まってない。前回のツアーはアルバム収録曲「酒じじい」の中の「もう一杯ちょうだいな」っていうフレーズがそのまま使われてまとまったんだけど、今回はそういうのが無かった。

まずは手拍子から始まってオイオイコールが起きたりもしたんだけど、みんな探り探りでいまいち方向性が定まらない。そんな中、後ろの方から聞こえてきたのは「ウンボボ ウンボボ ウンボボ オイ!」という女子グループの小さな声。なるほど、これはいいなと思ったんで乗っかろうとしたら、それをかき消すように元気よく「もう一杯ちょうだいな」のコールが始まってしまった。

今回のアルバム関係ねーじゃーん!と思いつつ、完全にそれでまとまってしまったので、仕方なくそれに乗っかって煽っといた。ウンボボコールしたかったなぁ……。

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