待ちに待ったRage Against The Machineのライブ。再結成を聞いた時は、フジロックあたりに出演することがあるかも程度に考えていたけど、まさかワンマンが見れるとは思ってたなかった。
電車が一時間遅れたせいで予定が狂い、物販の行列にがっちり巻き込まれ、一時間並んだうえ目当てのTシャツがやたら小さなGirls Sizeのワンサイズのみというふざけたラインアップでがっかりさせられたけど、いざステージの前までくると興奮がわき起こってくる。
2008年2月9日(土)幕張メッセ
開始予定時間を30分程過ぎ、たっぷり待たされたとこで場内暗転し、早くも群衆がうねり始める。前から三3列に区切られてるブロックの2列目中程にいたけど、ステージなんてほとんど見えない。それでもRATMを生で体感できるのだから万々歳です。
ザックが第一声を発し「Tesify」でスタート。始めのうちは人がいすぎて、あんまり動けなかったけど、次第にスペースが出来てきてモッシュが起きはじめる。その後はもうカオス。開始前のアナウンスで、ダイブやモッシュは禁止なんて言ってたけど、RATMのライブでそれをするなってのは、熱湯風呂に入ってリアクションするなって言ってるようなもんです。
セットリストなんかいちいち覚えていられません。あえて言うなら「Renegades Of Funk」をやったのがちょっと意外だったなと思ったくらいですね。ステージなんかどうせ見えないし、たまにスクリーンでステージ上の様子をうかがい、トムの変態テクニックに痺れながらも、半トランス状態で歌い、暴れてました。MCもなく次々演奏し、「Wake Up」が終わったとこで、思わず「えー!」と言いそうになるくらい、あっという間の本編が終了。
アンコールは「Freedom」と「Killing In The Name」の2曲。あっという間すぎて物足りない気もしたけど、もう1曲やってたら酸欠で気を失ってたかもしれません。一息ついたとこで時計を見てみたら、1時間20分程やってたみたい。あのペースで1時間以上も保った自分をほめてやりたい。
あの曲も聴きたかったってのはいろいろあるけど、非常に濃い内容で満足です。
外に出た時、翌日のチケットの残りが販売されてたから買っちゃおうかとも思ったけど、お財布の事情により自粛。でも、今はちょっと後悔してます。無理すりゃ良かった。それくらい最高でした。
しかし、RATMほどのバンドのチケットが売れ残るってどういうことだ。行けよ。日本国民。