年に1回のお楽しみ。1年間の俺の音楽生活を俺が振り返る、俺による俺のための音楽の祭典 オレミュージックアワードのお時間がやって参りました。審査基準は個人的好み。自分が好きか嫌いか。要は、その時の気分次第。
今年はいろいろあって節約のためライブ行くのとかCD買うのとか控えたり、震災もあったし音楽との向き合い方が今までとは少し違ったかなって感じ。迷うのは毎度のことだけど、そんなこともあって迷い方がちょっと違ったかなぁ、と。
ということで、早速いってみましょう。まずはこちら。
ベストステージ部門
ベストステージ部門とは:今年行ったライブで1番印象に残っているものを発表する部門。ステージ単位で判断。
- 三宅伸治 〜 50th HAPPY BIRTHDAY LIVE “夢の歌”(2011年3月8日 渋谷 pleasure-pleasure)
今年はTHE MUSICのラストツアーがあったり、初めてユニコーンのワンマンいったりしたけど、ひとつ選ぶならこれかな。
豪華メンツで最高に楽しかったってのもあるし、ライブ以外の部分で個人的に色々あったりで、一生忘れないライブですね。
ベストトラック部門
ベストトラック部門とは:印象に残った曲、好きな曲を発表する部門。アルバム・シングル等は問わず、買った曲全てが対象。10曲を選出。
- Rolling In The Deep/Adele
- 7 Years/Sully Erna
- 陽のあたる場所へ/OHIO101
- ナンバーワン野郎!/ザ・クロマニヨンズ
- 月光の聖者達/桑田佳祐
- 現実という名の怪物と戦う者たち/高橋優
- ミュージック/トータス松本
- がんばれ日本/三宅伸治
- デジタルスープ/UNICORN
- シャンソン/N’夙川BOYS
順不同です。
実際のとこ、今年一番印象に残ってる曲といえば斉藤和義の「全部ウソだった」かなって気はしますけどね。まぁあれは販売されてるわけではないので対象外と。この中だと三宅伸治の「がんばれ日本」っが原発関連の歌ですね。「国に殺されてたくはない」とか、さすが清志郎の弟子って感じで歌詞が凄くいい。
ベストアートワーク部門
ベストアートワーク部門とは:優れたアートワークを決定する部門。アルバム・シングルはもちろん、ネットで購入したものもアートワークがついてるものは対象。基本的にはジャケットの見た目で判断。曲の良し悪しは関係無し。
- Devil’s Ride/unkie
このイラスト漫画家のカネコアツシさんが書いてるんですけど、普通にカッコイイですね。アー写替わりのメンバーイラストもカネコさんが描いてるんだけど、それがまたいいんですよ。攻めてる感じのアルバムの内容とも合ってて良いです。
さぁ、次はいよいよメインイベント。ベストアルバム部門です。
ベストアルバム部門
ベストアルバム部門とは:その年に買ったアルバムの中でどれが1番良かったかを決める部門。対象はその年に買ったアルバム。シングルや、ネット等で1曲だけ購入したようなものは対象外。ネットで購入したものでも、アルバム単位で買ってる場合は対象とする。
今年買ったアルバムは全部で44枚。いまずは、その一覧。
ノミネート作品
- 21/Adele
- Chickenfoot III/Chickenfoot
- Saturday Night Wrist/Deftones
- The Sickness/Disturbed
- Wasting Light/Foo Fighters
- Ace Of Spades/Motörhead
- Here and Now/Nickelback
- Vulgar Display Of Power/Pantera
- The Dark Side Of The Moon/Pink Floyd
- Queens Of The Stone Age/Queens Of The Stone Age
- Against/Sepultura
- Mantra III/Spiritual Beggars
- Avalon/Sully Erna
- Devil’s Ride/unkie
- 心ノ底ニ灯火トモセ/eastern youth
- 陽のあたる場所へ/OHIO101
- 攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL Original Soundtrack/川井憲次
- III/GHEEE
- BLUES/KING BROTHERS
- MUSICMAN/桑田佳祐
- ビー・マイ・ケトル/KETTLES
- しこちゅー2010/ゲンキにさだまさよしんじバンド
- 鬣/GO!GO!7188
- THE ROCK’N’ROLL CULTURE SCHOOL ~ロック教室~/THE COLLECTORS
- ARE YOU READY?/斉藤和義
- BOOTLEG-TIC GIRL II/Scoobie Do
- リアルタイム・シンガーソングライター/高橋優
- Tradrock “Char” By Char/Char
- THE DIM/THE DIM
- FIRST/トータス松本
- カンテグランデ/友部正人
- クレーン/友部正人
- どこへも帰らない/Theピーズ
- ねじれの位置/真心ブラザーズ
- MAN WITH A MISSION/MAN WITH A MISSION
- WELCOME TO THE NEW WORLD/MAN WITH A MISSION
- MOON RISE/三宅伸治&The TRAMP
- フリー・タイム/三宅伸治&The TRAMP
- 夢の歌/三宅伸治
- Z/UNICORN
- ZII/UNICORN
- LOVE SONG/N’夙川BOYS
- N’夙川ボーイズ/N’夙川BOYS
- PLANET MAGIC/N’夙川BOYS
では、ベスト10の発表。
ベストアルバムランキング
- 第10位:ZII/UNICORN
アルバム「Z」に入りきらなかった曲を集めたミニアルバム。確かにアルバムに入れるのは違うなと思えるような個性的な曲が集まってて、実にユニコーンらしい。Zも良かったけど、個人的には雑多でコンパクトに収まってるZIIのほうが好きだな。
- 第9位:21/Adele
アデルは名前だけ知ってて聴いたことはなかったんだけど、Twitterで良いって言ってる人がいたんでYouTubeで見てみたら、かっこよくてすぐアルバム買った。声がすごい好き。でも日本じゃレディガガの方が話題だよなぁ。
- 第8位:THE DIM/THE DIM
年越しのKINDAMAでオープニングアクトを勤めたのを見て好きになったんだけど、年開けて半年もしないうちに解散してしまったというバンド。当時まだ高校生で、今後期待大だぜ!って思ってただけに拍子抜けだったなぁ。ボーカルの子が完全に日本人なんだけどがハーフっぽくて、雰囲気がすごく良かったから、解散はしたけど今後が気になる所。
- 第7位:リアルタイム・シンガーソングライター/高橋優
高橋優は流行り廃りに関係なく長く聴ける感じがいいね。もっと上位でもいいかなって思えてきたけど、まぁとりあえずここで。
- 第6位:Devil’s Ride/unkie
unkieの3rdアルバム。今までのunkieらしさを残しつつ、次も期待できる濃い内容。unkieは。
販売形式が、数量限定でwebとライブ会場での予約販売のみ。しかもアルバムが出来るずっと前に予約を開始し、予約した人はレコーディング風景のビデオが見れたりする特典付きという一連のプロジェクトとして展開した作品。ライブの中継がwebで見れたりして、なかなか面白い試みだった点も良かった。
- 第5位:Avalon/Sully Erna
Godsmackのボーカル Sully Ernaのソロアルバム。Godsmackのようにヘビーではないけど、トライバルなリズムが全面に出てて聴いてて気持ちいい。こういうのを待ってたってとこを見事に突いてくれた感じ。
- 第4位:Wasting Light/Foo Fighters
FFの7枚目のアルバム。デイブの自宅ガレージでアナログに録音をしたという本作は、小細工なしで骨太な音が最高。どストレートなロックって感じ。さすがデイブ、これぞFoo Fightersって気にさせてくれる。日本で言うと、BRAHMANみたいな感じなのかな。ブレないってカッコイイね。
- 第3位:Vulgar Display Of Power/Pantera
パンテラ聴いたことなかったんで、何か聴いてみようかなぁってことで評価の高い本作に手を出した見たところ、確かに名作だった。パワーメタルっつーの?確かにすごいパワーだね。そのパワーが頭からケツまでみっしり詰まってて、全然ダレない。かっこいい。
- 第2位:PLANET MAGIC/N’夙川BOYS
N’夙川BOYS、まさかのメジャー移籍しての第1弾。メジャーに移った所で夙川BOYSは夙川BOYS。聴いてて癖になる。ベースレスでも物足りない感じしないし、聴いてて「あぁロックってこれでいいんだ」って思える。去年選んだケトルズもそうだけど、音楽の楽しさを再認識させてくれたバンド。
- 第1位:夢の歌/三宅伸治
三宅伸治の50歳記念、50曲入り豪華4枚組アルバム。50曲中30曲がスタジオ録音の新曲で、20曲は清志郎と作った歌をやったライブのときのライブ音源。
これだけのボリュームがありながら新曲もライブ音源も良くて、捨て曲なし。実に伸ちゃんらしくて聴いててハッピーになれる。誰かにお勧めしたくなるアルバム。
ということでオレミュージックアワード2011、これにて終了。
それでは来年をお楽しみに、俺!