フラワーカンパニーズ 20年だョ ワンマン2デイズシリーズ~被り曲なしの2日間~ 恵比寿編

2010年4月25日(日)リキッドルーム

フラカンのデビュー20周年記念企画、被り曲無しの2daysシリーズ最終日。前日の1日目はスパゴーのライブで参加できなかったので2日目のみの参加です。

会場に入ると、BGMが何故かストーンローゼス。フラカンにストーンローゼス。何この違和感。ステージは、ほぼ時間通りにスタート。1発目から「白目充血絶叫楽団」で全力スタート。

2日間被り曲なしという事で、普段聴けないような曲も聴けてよかったですね。「どろぼう」とか「春色の道」とか「たらちね」とか。あと、新曲の「どっち坊主大会」ってのも。

この新曲はマエさん曰く「久々にあった友だちが昔と違う呼び名で突然話しかけてきて『おい!どうしちゃったんだ!』というのを3分くらいに引き延ばした歌」だそうで。こんな細かいこと歌言う奴はいないと感心してました。

毎度爆笑のMCだけど、この日は輪をかけて面白かったな。まずはいきなりマイク通さずに何か喋って、客から「マイク使って!」の声。マエさんが野次られてるよと言うと、「野次じゃないでしょ。『頑張って』って言ってんだから」と、圭介には珍しい前向き空耳解釈。

続く最初のMCでは、被り曲なしっていってるけどアンコールだけは被るよと、始まって間もないのにアンコールの曲に付いて説明。そこまではっきり言っちゃったら、それはもうアンコールではなく第2部だろ。

メンバー紹介を交えた中盤のMCでは、いつも演奏中アピールしてくるマエさんに対して圭介が、普段言えないけど正直あれやめてほしいと、20年目にしてまさかのダメだし。アピられると、こっちも負けじとワー!といっちゃうけど、もっと自分のペースでやらせてほしいんだと。

それに対してマエさんは「それは止めれないな。俺アピっちゃうんだよ。アピっちゃう or DIE だから」と、こちらもまさかの極論。それに対して「いやそこは折角だから『アピっちゃう or DIEっちゃう』じゃない?」と余計な口を挟むあたりが圭介らしい。

さらに、マエさんが満員の客を前にして「さっきの『吐きたくなるほど愛されたい』をやってるときなんかグッときて…」と良い話をしてるのに、すかさず「吐きそうになった?」と、また余計なことを言う圭介。

「プラスチックにしてくれ」のしつこいアウトロで本編を終えたあとは、冒頭で予告済みのアンコール突入。この日の竹安はローディーQ太郎のTシャツを着てたんだけど、アンコールではなんと圭介以外の3人がQ太朗Tシャツ。もう誰が主役なんだか。さらにはシークレットゲストにYO-KING登場!もう誰が主役なんだか。

KINGが登場するなり何故か尿管結石の話をすると、同じく経験者の圭介が猛烈な食いつきを見せる。はじめは「おーチンポ仲間」なんつって乗ってきたKINGだったけど、圭介があまりにグイグイくるので、その目力に怯えるKING。圭介が、本当はテレビの「僕らの音楽」みたいに向かい合って歌いたかったというと、それは無理、そんな見られたら溶けちゃうと全力拒否。楽屋とステージであまりに違う圭介のパワーに、この相手をしてるグレートの凄さを知ったよと感服してた。

KINGと深夜高速を一緒に歌ってアンコール終了。2回目アンコールでは、さっきまでQ太郎Tシャツを着ていた竹安が、さっきYO-KINGがメガネが書いてるTシャツだったからと、全面メガネ柄のTシャツで登場。KINGがメガネ1つだったから俺は沢山、だって。そんなとこどーでもいいよ。

最後は「恋をしましょう」でメンバー1人1人がボーカルを披露して2回目のアンコールが終了。客だしのBGMが鳴りだしたんだけど、それでも止まないアンコールにメンバー全員20周年記念の赤いハッピを着て登場。この2daysが始まる前の日がデビュー記念日ということで、実質21年目に突入してるわけで、今日が20周年最後だからと着ていたハッピをフロアに投げてプレゼント。

そして始まった「さよならBABY」で幕を閉じると思ったら、最後のだめ押しで「ホップ ステップ ヤング」を投入して終了。言うまでもなく最高に楽しませてもらいました。

終了後に物販で買い物を済ませて帰ろうとしたら、目の前をケーヤンが通ってた。汗でテカった満面の笑みに、今日のライブの素晴らしさが凝縮されてるようで、何だか余計幸せか気分なったなぁ。

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