ジェフ・ベックといえばヤードバーズしか持ってないんで、ほぼ知らないって状態なんだけど、折角だから見ておきたいなと。曲知らない訳だから、当然「あの曲来た!」みたいなとこでは盛り上がれなかったけど、かっこ良くて普通に楽しめましたね。
2010年4月10日(土)JCB HALL
確かにジェフ・ベックはカッコ良かった。テクニック的な事は分からんけど、気持ちのいい音だったなぁ。それでいてわがままな音というか、キーボードが入るとフュージョンっぽくなったりもするんだけど、ジェフ自身はそういうジャンルの枠にとらわれずに自由にやってる感じが聴いてて楽しかった。
でも、今回1番印象に残ったのはドラム。ドラムの演奏がとにかくツボで、正直ジェフよりもシビれた。あとから知ったんだけど、今回のドラマーはナラダ・マイケル・ウォルデンだと知ってびっくり。予備知識ゼロで望んだから、全然気付かなかった。
ナラダ・マイケル・ウォルデンといえば、プロデューサーの印象が強かったから、こんなすごいドラマーだったなんて知りませんでした。すっかり虜です。
ちょっとメンバー紹介した以外にMCはほぼ無かったけど、アンコールで出てきた際には、ジェフがベースを持つ振りをしてみたり、滑り止めの粉を客に振りかけてみたり。最後は「アイシテマス」と日本語も飛び出して、上機嫌な感じでしたね。
アンコール2回を含めて2時間弱の公演はあっという間に終了。2階立ち見エリアで広々楽しませてもらいました。