LOUDPARK 09

2日目

2009年10月18日(日)

本日1発目はDEAD BY APRIL。このバンドは、ボーカルがでかいピアスしてるせいでもの凄い福耳になってるのと、ギターの瞳がやけにキラキラしてるのが気になってしょうがなかったです。モヒカンのくせに目が可愛いなぁと。音は憶えてない。何か良かった気がするけど。

続いては隣のステージでH.E.A.T。曲は良かったけど、このバンドもボーカルが気になる存在。デブ、髭、ロン毛ということで、写真だけ見たら、まずボーカルだとは思わないですね。デスボイスでも出すんなら納得できるけど、メロディアスなハードロックですからね。まぁでも、ずっとニコニコしてたから良かった良かったという事でね。

次のLAZARUS A.D.は、かなり良かったです。でも音が悪かった。最初ステージ左側、つまり壁側の後ろの方で聴いてたんだけど、ドラムの音が全然聴こえないんですよ。何かのトラブルかと思ったくらい。でも、特にスタッフに動きがないんで、単純に音のバランス悪かっただけみたい。

試しにステージ右側のエリアに移ったら多少良くなった気がする。でもまだバランスおかしいと思って前の方まで行ってみたら大きめのサークルピットが出来てたんで、音云々は忘れてついつい参加してしまいました。楽しかったけど、ファストパートが多くて、ごっそり体力持ってかれた。

音は前で聴いた方が良かったけど、でもいまいちだったかな。カッコ良かっただけに勿体なかったですね。

次はHIBRIA。これまた非常にカッコ良かった。モッシュ等に参加した訳じゃなかったけど、LAZARUS A.D.のダメージがあったんで、HIBRIA終わったところで休憩しようと思ったら、続くHATEBREEDが、またまた最高。居ても立ってもいられずサークルピット突入したんだけど、最後まで持ちませんでした。でもこの3連発、すげー良かった。

次はサブステージに移ると、休憩しながらROYAL HUNTをまったり観賞。後ろの方で聴いてたんだけど、メインステージ方向からNAPALM DEATHの音がガンガン聴こえてくる。凄い音だなと思ってそっちに行ってみたんだけど、入口のとこまで来たら、爆音過ぎて中に入るのをちょっと躊躇。絶対音量の設定間違えてるよなと思いつつ、勇気を出して中に入ってみたけど、すぐ出ました。耳栓必須。これ、集中治療室とかの前でやったら患者全員死ぬと思います。

爆音に押し返されるようにフロアを出たあと、飯買いに行こうと思って外に出た途端、ここは異次元かと思うくらい静かになって笑ってしまった。

飯食って休憩したあとは、サブステージに戻ってGOTTHARD。これが凄い良かった。雰囲気は、ちょっとBON JOVIっぽい。もともとBON JOVIから洋楽に入ってきた身としては、こういう感じのハードロックは、自分の中の洋楽のホームって感じがして入っていきやすかったです。BON JOVIのライブ行った事無いけど、多分GOTTHARDの方がいいなと思うくらい良かったですね。ボーカルのハイトーンも気持ちよかったし。この日のベストはGOTTHARDかな。

終了後はFAIR WARNINGを見るためメインステージに移動しようと思ってたんだけど、面倒臭くなったんでサブステージでそのまま待機。それでも普通に音が聞こえてくるので、こりゃいいやと思ってたんだけど、他の人のTwitter見てたら、どうもボリュームバランスがおかしくて、NAPALM DEATHの時と同じくらい音が大きかったらしい。あのボリュームに晒され続けるとは。恐ろしいことだ……。

本日のサブステージのトリはANVIL。30年ブレイクする事なく下積みを続けてきたバンド。その活動を追ったドキュメント映画が話題だけど、まず最初にその映画の監督がステージの登場してANVILを紹介。早くも凄い盛り上がりを見せる客に、驚きを隠せないって感じでしたね。

開始早々、ボーカル兼ギターのリップスがフロアに降りてきて演奏。サブステージはモニターが無いから後ろで見てたら姿が見えず、どうなってるのか全然分からん。ステージ上にドラムとベースしか居ないのに、ギターがギュインギュインいってるのが、ちょっと面白かったです。

演奏はカッコ良かったですね。スロウでズシズシ来る感じが好きです。まさにヘビーメタルって感じ。ドラムが凄かった。映画で話題になっただけの一発屋にはなってほしくはないですね。

で、演奏カッコいいんだけど、電動バイブでギター演奏したり、MCで突然モスラがどうしただの言い出したり、何かアホなおっさんで楽しかったです。最後はアンコールにも応えてくれたけど、客は物足りないぞと2回目のアンコールを要求。監督が舞台袖に出てきて、もっとやれ!みたいな感じで煽ったりもしたけど、2回目はなかったです。ん〜、残念。

すっかり満足したところで、CHILDREN OF BODOMを聴きながら休憩。次のROB ZOMBIEが始まった辺りで、ちょっと風に当たりたいなと思ったんで、メッセの外を軽く散歩。メッセの1~8ホール方向へ歩いていくと、向こうから南米系っぽい兄ちゃんが来てスイマセンと声をかけられた。何だと思ったら「ロブゾンビはこっちですか?」だって。こんな道の聞かれ方が存在したとは思いませんでした。

面食らいつつ、そっちだと教えてやったら、明らかに興奮し始めて、今やってるのかって聞いてきたから、やってるよって言ったら「フォーーッ!」って言いながら会場の方に走っていきました。ちゃんとロブゾンビに辿り着いたのかが気がかりです。

プチ散歩を終えて会場に戻ると、さっきの兄ちゃんがいるかもしれないフロアでROB ZOMBIEを観賞。疲れてたんで前線には行かなかったけど、かっこ良かったし楽しかったですね。会場全体も凄い楽しそうだったし。

ラウドパークもいよいよラスト1組。誰が言ったか知らないけどもスラシュメタルの帝王 SLAYERの登場。でも、電車の時間もあったし、既に満足してたんで3曲だけ聴いて帰りました。

3曲だけだったけど、帝王だなーって感じでしたね。アクセル全開で、ブレーキって何?みたいな。後から「Angel Of Death」は生で聴いてみたかったなとも思ったけど、楽しかったからまぁ良いかと。

帰りの電車は、ずっとつじあやの聴いてました。落ち着くわぁ……。

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