2005年7月25日（月） 甲府KAZOO HALL
WRONG SCALEのレコ発ツアー。対バンはO-frontとthe band apart。知名度的にはthe band apartが一番だと思うけど、私の中での期待度は「O-front → WRONG SCALE → the band apart」でした。結論から言ってしまうと、良かったのは「O-front → the band apar t→ WRONG SCALE」ですね。
WRONG SCALEのニューアルバムは買ってなかったんで、新曲初聴だったんですけどイマイチでした。今回のアルバムからサポートメンバーが正式に加入して、3ピースのツインボーカルという編成から、4ピースのトリプルボーカルという異色の形に。3人の声が個性的という訳でもなく、ハッキリ言って3人でボーカルやる意味が分からんですね。むしろ、ボーカルが増えて焦点がぼけたというか、小細工しようとし過ぎというか。アルバム買って帰るつもりだったけど買いませんでした。
the band apartは、とにかくベースから目が離せなかったです。何なんですか、あのキャラは。見た目は眼鏡にヒゲ面で、漫画家の江川達也みたいな感じなんだけど、喋り方がちょっとビジュアル系的というか、悟りを開いた人というか。非常につかみ所が無い。演奏中はニコニコしてたかと思ったら急に目剥いて狂気じみた顔になったり。楽器弾いてなかったら、確実に犯罪者ですね。結局ベースの人見てるうちに終わってしまいました。
O-frontは、もう好きだから1番なのはしょうがないというか。若干ベースの音が浮いてた気がするけど、とりあえずバンド数少ない分一杯聴けて嬉しかったです。新曲も良かった。年内にはアルバム録ると言ってたんで、それに期待したいと思います。
ただ気になるのが、改名するってことですかね。8月からO-front改め「the court（ザ・コート）」になるんですと。O-frontって結構好きだったんですけどね。大きく羽ばたくための第一歩ってとこなんでしょうか。O-frontとして地元甲府でやるのは今回がラストということで、貴重なライブだったと思えるようになってほしいですね。