友部正人と三宅伸治〜ロックンロール、やってます@横浜

2010年5月1日(土)Thumbs Up

友部さんと伸ちゃんのレコ発ツアー。今回は友部さんの地元である横浜での公演。会場はアメリカンな雰囲気のライブスペースのあるバー。店内で開演を待つ間に各々がハンバーガーとか食べてるところを見ると、まさにアメリカのドラマで見るような雰囲気だった。

みんなの食事も一段落したころ、店の奥から店内を通って2人が登場。テーブルのある席に座ってゆっくりライブ見るってのが初めてだったんで、新鮮だったなぁ。

レコ発のライブなんでアルバムからの曲がメインなんだけど、それ以外の曲も含め、聴きたいと思ってた曲を見事にやってくれたんで大満足。でも一番印象的だったのは、今回のアルバム作成の際に出来た曲だけど未収録になったという曲。

友部さんのボーカルで「世の中男性、世の中女性、中性用の服を売る」と、不思議な歌詞を繰り返す曲で、まるでトランスのようだったな。シンプルな内容だったので、友部さんは「決して即興ではなく、ちゃんと練習した曲です」なんて言ってた。

「ゆうーつ」をやる際には友部さんが「勝手にMOJO CLUBの1番の名曲だと思ってる曲です」と言ってたのに、数曲後には「実はもっと名曲がありまして…」と「びんぼうワルツ」を演奏。これには伸ちゃんも「さっき言っばかりなのに」と返し、二人とも笑ってた。

「雨の降る日には」の前には伸ちゃんが、友部さんの詞が凄く良くて、冗談めかしつつこれも名曲だなんて言ってたけど、実際良い曲ばっかり。

友部さんの地元ってこともあって、客は友部さんファンが多かったのかな。大人しい感じで、その名曲達をゆっくり楽しめてよかった。でも本編最後の「大阪へやって来た」では、一変して凄い迫力。これには圧倒されたな。CDで聴いても凄かったけど、生は想像以上だった。

アンコールで登場してきたときには、まだローディーが友部さんのギターをチューニング中で、拍手が会場を埋める中、友部さんは客席に座ってのんびり待機。ライブ中も伸ちゃんに紹介されて、急に低い声で「イェー!」なんて声出したりしてたし、こういうお茶目なところがステキ。

「地球のいちばんはげた場所」では、歌いだしてすぐに歌詞を忘れちゃったと演奏をストップ。伸ちゃんの譜面台を覗き込みながら「歌詞カード貸しちゃって」という友部さんに、伸ちゃんが「それシャレですか? 友部さんの口から聞きたくなかったな…」と笑ってた。

終了後、飲食代のレジ待ちをしてると2人が現れてサイン会が始まったので、物販で買い物してサインもらってきた。友部さんには本人作の絵本に。伸ちゃんには買ったTシャツではなくiPhoneに。壁紙を清志郎にしてるので、伸ちゃんにサインしてもらってセットにしたいと思ってたから、これは嬉しかったなぁ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です