LUNKHEAD 対バンTOUR2008 ~ 尾ビレvs背ビレ

ダイノジの大谷さんが、フラカンを引き合いに出して良いライブバンドだと絶賛していたLUNKHEAD。対バンの藍坊主も気になってたし、ちょっと見てみるかということで行ってみました。

2008年9月21日(日)甲府KAZOO HALL

まずは藍坊主。名前はよく見るけど全く聴いたことなくて、名前の印象から勝手にeastern youthみたいな感じのヘビーロック系かなと想像していたら、全然違って若干拍子抜けした。でも、こういう感じなんだと飲み込んだ3曲目くらいからは普通に楽しめた。

山梨は4,5年ぶりという彼ら。ベースの人の母親の実家が山梨の長坂だとのこと。長坂出身の客の異様な食いつきもあってか、そんな縁のある所だしってなことで、CDにも入ってないし4,5年やってないという、かなりレアな曲も披露。ラブ&ピースと合唱するその曲は、青臭さくて恥ずかしかったのだろうか。本人もやってみたら意外と良い曲だと言ってたけど、確かに良いと思う。またやろうかなと言っていたので、他の会場でも聴けるかもしれません。

普段は全く喋らないらしいドラムの人のMCもあって、ファン感激ものの内容だったんだろうけど、残念ながら私は初めてなので、特にそういう斬新さは感じなかった。でも、なかなか良かったです。

続くランクヘッドは、1stアルバムしか持ってないから、その後どんな感じになってるか知らなかったし、ライブ初めてだったけど、ボーカルの声が明らかにガラガラで出てない。案の定、頭の2曲が終わったとこで朝から声が出ないと謝罪が入る。相当悔しいようで、納得できない人は帰ってくれてもいいなんて言ってたけど、出し惜しみ無しで熱唱する様を見たら、とても責める気にはなれない。

SLSの時に10-FEETのTAKUMAが、雨降ってるくらいが思い出に残るんと違うんかいと言ってたのを思い出す。声ガラガラくらいの方が、思い出に残るんと違うんかい!

その後のMCでは、冒頭の謝罪でしんみりさせたけどオレは楽しいよと、雰囲気を一点させて、客の緊張感もほぐれた感じ。ベースの人が、昼に出前でカツ丼頼んだら、キャベツの千切りとトンカツが乗ってるだけの、いわゆるソースカツ丼が来て衝撃だったという話をしてましたけど、そうなんです。山梨のカツ丼はそうなんです。世間一般の人が描くカツ丼は「煮カツ丼」なんです。「カツ丼」って頼んでちゃんと煮カツ丼が出てくることもちゃんとあるけど、山梨に来てカツ丼頼む際は気をつけた方がいいです。

ライブも終盤に差し掛かると、ボーカルの声が出始める。万全とは言わないまでも、最初に比べたらかなり出てる。奇跡や、巨人軍より先にメイクレジェンド作ってしまいましたと、そこからは更にヒートアップして会場も上がる一方。ダイノジが絶賛するのも分かる。確かに良かったです。

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