detroit7が7週連続でいろんなバンドと対バンするという、detroit7のデビュー10周年企画。その3回である今回の対バン相手はunkie。unkie×菜花さんのセッションもあったりして楽しかったなぁ。
2011年6月12日(日)渋谷 CHELSEA HOTEL
同じ建物内にある別のライブハウスでV系バンドのライブがあるため、それっぽい人が集まって入口付近は妙な雰囲気に。街中にあるけど、他とちょっと違う雰囲気になってるライブハウスのあの感じ好きだな。
CHELSEA HOTELって初めて来たんだけど、なかなかよかったな。キャパ200〜300ってとこなんだろうか。客もギュウギュウって訳じゃなくて余裕もって見れたし、いろいろとちょうど良かった。
まずはunkieからスタート。個人的にはこっちがメイン。ニューアルバムの発売を控えてるということで何曲か新曲やったんだけど、どれも良かった。今までのunkieにはない新しさがあるけど、土台の部分はunkieらしくて内容が濃い。事前にネットラジオでも紹介されてたけど、ドラムの城戸さんの進化っぷりがすげーかっこ良かった。ツインペダルでバスドラ連打って、今までのunkieにないリズムでしびれた。ドコドコ16ビート刻むのもいいけど、合間でちょっと連打挟んでくるのがたまらんかったな。TOKIEさん凝視してやろうかと思っての目の前に陣取ってたんだけど、城戸さん見てることの方が多かった。
中盤ではdetroit7の菜花さんが加わって4人でセッション。まずは以前共演した際に演奏したというパティ・スミスの「Rock n Roll Nigger」にを披露。続いてunkieの「Spike」をやったんだけど、菜花さんがボーカルを入れて新しい曲として生まれ変わったって感じだったな。unkieの曲にボーカルって新鮮。初期のdetroit7って感じもした。
MCでは相変わらず城戸さんがグダグダっぷりを発揮。普段のライブでは無口なのに、ネットラジオで実はボケ倒す自由キャラだということを露呈させた青木さんは今回も喋ることなく、あくまでもクール。そんな青木さんに汚いと愚痴る城戸さん。
代わりに最後に一言振られたTOKIEさんの「あと2曲で終わります。準備は良いですか?いきますよ〜」という煽りMCが、かわいすぎて悶絶ものだった……。
今回新曲聴いてて、unkieの音の軸になってるのはベースなんだなってのを強く感じたな。新曲はギターもドラムも結構自由にやってる印象があったけど、ベースがしっかり間つないで支えてる感じ。ツェッペリンのジョンジー的な。
TOKIEさんはずっと指弾きだったんだけど、最後にピック持ってかき鳴らしてた姿のかっこよさと、そのあとピックくわえたまま演奏するかわいさに、またも悶絶……。
detroit7は久々に見たけど、やっぱかっこいいなぁ。初期のアルバムしか持ってないんだけど、最近の4つ打ちで踊らせる感じもいいね。中盤でMCを挟みつつも、全体的にあまり間を置くことなく一気にガンガンきて凄かった。
アンコールでは、ベースの古田島さんがステージセンターに立ってソロを演奏していると、菜花さんが突然ハッピーバースデーと歌いだす場面も。終わってから古田島さんが「あーびっくりした」って笑ってた。
この2つのバンドって、男2女1と男1女2って編成なんだけど、両方ベースだけ性別が違うんだよね。今度是非ベースを入れ替えて女性チーム対男性チームで対バンっての見てみたいな。両ベーシストのスタイル全然違うし、ベース変わるだけでかなり変わると思うから面白そう。
終了後は、行くかどうか迷ってたunkieのワンマンのチケット買ってもた。unkieの新曲が良すぎたので。ニューアルバム楽しみだな。