CLUB Que 15周年企画のライブ。今回の出演者はunkie、GHEEE、FURSの3バンド。unkieとGHEEEということは私の好きな女性ベーシストそろい踏みということ。最前かぶりつきで見てやろうかとも思いつつ意気揚々と会場入りしたけど、フロア隅にあるPAブースの壁に寄りかかってるのが居心地良かったので、結局そこでまったり観賞。
2009年10月4日（日）下北沢 CLUB Que
1発目は初めて見るFURS。モッズスーツに身を包んだ80年代のアイドルバンドって雰囲気。アイドルバンドっつっても、別に貶してる訳じゃないですけどね。まぁ良かったですよ。ただ、どっかで聴いた事あるような感じの曲が多かったんで、新鮮さはなかったかな。ギターとベースが何個もピック投げてたけど、拾われてる雰囲気がほぼ無かったのが切なかったです。
続いてはunkie。客も一気に前の方にゾロゾロと集中。相変わらずのかっこよさなんだけど、この日は何か変な感じだった。
まず「Tecaba」の時にベースの音が妙に高くて、何か変だけど新しいアレンジなのかなとか思ってたら城戸さんが途中で演奏止めて「チューニングおかしくないですか？」って。普通にチューニングミスだった。苦笑いしながら慌ててチューニング直すtokieさん。
それと曲忘れたけど、ドラムとギターから入る曲で青木さんが頭で演奏入り忘れのミス。城戸さんにと突っ込まれて、「お前の（さっきやった）ドラムソロに感動してたんだよ」なんて言い訳する場面もあったのに、演奏終わった直後に城戸さんが小声で「曲順間違えた……」だって。犯人あんたか！ どうりでtokieさんが演奏始まってから急遽ベース持ち替えた訳だ。
さらには城戸さんがMCで配信限定の新曲「Save It」を紹介する時に、「インターネットを持ってる人は、是非配信してください」だって。インターネット持ってる人て。ほんで配信しちゃダメだろ。
喋りが達者なわけではないから、以前からMCはちょっとたどたどしいかったけど、この日は輪をかけてたどたどしかった。tokieさんがミスした後で、今日はレアなライブになりそうだなんて言ってたけど、確かにレアな感じでした。
ラストはGHEEE。初めてなんで楽しみだったんだけど、期待を裏切らないカッコ良さ。近藤さんと深沼さんが並んでて、脇にいるのがヒサヨさんっていう絵が、生で見ると改めて贅沢だなぁ。でも客はunkieの時より少なかった気がする。気のせいかな。
1発目から聴いたことない曲で、最終的に音源未収録の曲は3,4曲あったかな。初めての曲こんな聴けると思ってなかったから嬉しかった。どれも良かったんで、是非音源化して欲しいです。
GHEEEのライブは、この日が年内最後とのこと。今日が年納めだから、GHEEEは明日から新年に入りますだって。近藤さんは最後に Merry X’mas & Happy new year まで言ってた。今年初めて聞いたわ。
そこ以外はMCも殆どなくて一気に畳み込んだって感じ。ラストで近藤さんがハンドマイクになったときのアグレッシブさがカッコ良かった。あと「New world」の時の深沼さんの左手は何かヤラシイ。
ヒサヨさんは、やっぱかっこよかったな。音もいいんだけど、演奏してる様が素敵。どーでもいいけど、ピンサロックスの中にいると大きく見えるけど、さすがにGHEEEだと普通だね。そういやピンサロックスのナオコさんとすれ違った時、やたら小さかったもんな。
GHEEEの演奏中、青木さんが何回も私の前通ってあっち行ったりこっち行ったりしてたんだけど、終わって出たら外でクロワニのボーカルの人と話してた。すれ違いざまに一瞬目が合ったから、楽しかったですと一声かけて帰りました。いや〜、ホント楽しかった。
あ、そういえば今回もQ太郎さんがローディーやってた。この人、ライブ見に行くといつも居るよ。5人くらい居るんじゃねぇかと思う。