ウルフルズ 〜 六本木フリーライブ

2009年7月9日。ウルフルズが無期限活動休止に入る事を発表。翌10日、六本木ヒルズでフリーライブを行う事もあわせて発表された。

ウルフルズは、前からライブ見たいと思いつつタイミングが合わなかったんですよ。だから、もうここしかないと。しかもその日は、たまたま東京に出張。出張といっても展示会の視察だけだから、いくらでもサボりようがあると。千載一遇の好機とはこのこと。

2009年7月10日(金)

10時から電話で整理券の予約があったんだけど、当たり前のように取れなかったので、端から端までじっくり見たら2日はかかるであろう巨大展示会を1時間半程で切り上げて、昼過ぎには会場到着。開演は18時半なんだけど、ステージ周辺の階段などには既に人がちらほら。しばらくするとスタッフが誘導を始めて、チケット取れなかった組の列が完成。

その場で地べたに座って待つ事3時間。観覧エリアに入れられて更に待つ事1時間半。すっかり疲れ果てた頃にようやく開演。1曲の「ガッツだぜ」が始まると、人波に飲まれて、あっという間にステージが見えなくなったけど、初めてのウルフルズはめちゃくちゃかっこ良かったです。

やっぱりトータス松本ってボーカリストは凄いですね。「サムライソウル」たまらんくらいかっこ良かったなぁ。アンコールの「いい女」は一緒に歌ってて泣きそうになった。もう一度トータスに会いたいかって? そりゃ会いたいさ。何回だって会いたい。

MCでは、解散ではなく活動休止であって、またいつかやるだろうということを何度も言ってた。世の中が相も変わらず不景気で暗くて、これはウルフルズがいかなあかんやろと、そんな時は必ず戻ってくるって。その言葉に偽りは無いだろうけど、そうは言っても、しばらくは見れないんだと思うとやっぱり寂しい。メンバー1人ずつが挨拶する中、「休みます!わがままです!」というケーやんの言葉は、何かを吹っ切ろうとするかのようで印象的だった。

アンコール終了後、開演終了のアナウンスが2度流れても誰も帰ろうとせずに、A.A.P.コールがひたすら繰り返される。それが5分くらい続いたところで、遂にステージ照明が付いてトータス再登場。でもひとりだけ。みんなが何聴きたいか分からんけど、俺が今一番やりたい曲やらせてもらうと始まったのは、トータスのソロ楽曲「明星」。これがウルフルズの答えという事か。

最後はメンバー全員が登場して、みんなに手を振って終了。ステージは終止チラチラとしか見えてなかったし、蒸し暑い中で久々に密集して熱さで頭痛くなってきたけど、ホント来てよかった。これからは、スケールアップして帰ってくるって言葉を信じて待ってようと思います。

ありがとう、ウルフルズ。

セットリスト
  1. ガッツだぜ
  2. バンザイ
  3. 借金大王
  4. あの娘に会いたい
  5. 笑えれば
  6. サムライソウル
  7. ええねん
  8. [EC1]いい女
  9. [EC2]明星

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