BALCOLONY.5th Anniversary “COLONYS”

クリエイティブチーム BALCOLONY の5周年を記念するイベント。ジャケットのデザイン等をしていた縁でsmorgasがオリジナルメンバーによる1日限りの復活ライブをするということでラウドパークを抜けて参加しました。

やっぱsmorgasかっこいいすなぁ。1日限りだなんて勿体ない。

2010年10月17日(日)恵比寿リキッドルーム

この日はsmorgas以外にもアイニや来門のソロプロジェクトなど、何組かが出演。どのステージも良かったけど、やっぱり何と言ってもsmorgasが目玉なわけで、会場に漂う早くsmorgas出せ感は否めなかったな。なにせこのメンバーが揃うのは実に8年ぶり。smorgas自体、2年前の来門逮捕以来活動休止状態だったわけだけど、オレの中ではSENSHOさんが抜けた2005年あたりでもう終わってた感じはするので、今回のオリジナルメンバーで復活ってのは本当に嬉しい。

そんな中、まず登場したのはTHUNDER HEAD MONSTERS。普通のおっさんなのでこういう場に慣れてませんなんて言ってたけど、確かに慣れてない感じだったな。演奏は良かったけど、ステージングはいまいちだったから盛り上がり切れなかった感じ。

最後の曲にはアイニがゲスト参加。BALCOLONY の社長に対して「何かおごって 今日も明日も」という、たかりのようなラップを繰り返してた。

DJ KNTR が繋いでる間にセットチェンジが済むと、勢い良く来門が登場。大麻所持での逮捕後しばらく表舞台からは退いてたけど、このたび本格的に活動再開してソロアルバムを発売。その曲をやったんだけど、なかなかカッコ良かったな。

「地獄の底から帰ってきたぜ!」って言ってたけど、謹慎中にエアコンの取り付けとかやってたらしく、今日は親方も来てるって。

生ドラム+DJ+MCって構成だったんだけど、ドラムは来門の実兄が担当。来門曰く天才兄弟らしい。まぁ実際カッコ良かった。

続いてはネリチャギ。ネリチャギも復活組で気になる存在ではあったんだけど、この時はフロアで踊ってるというより遊んでた親子の方が気になったな。小さい女の子3人連れの親子がいたんだけど、父親が踊りまくってて、パンチとかキックとかしてくる子供をあしらいながら遊んでるって感じ。子供持ち上げたりしてステージより目立ってたわ。

楽しそうだったからそれは別にいいんだけどさ、こういう場で小さい子見ると耳大丈夫かなって気になるんだよね。一番小さい子は最初のうち耳押さえてたし。これで一生聴力落ちたりしたら親はどうするつもりなんだろうかと心配になっちゃう。おかげであんまり集中できなかったな。

続いてはアイニのソロプロジェクトDATASPEAKER。このプロジェクトでのライブは初めてとのことだったけど、Ely(BREMEN)、Kj(Dragon Ash)、SATOSHI と KOJIMA(山嵐)と、次々ゲストが登場する豪華なものに。改めてやっぱsmorgasスゲェんだなって思った。

次のSPANOVAの時に、ちょっと休憩しようとロビーに出てみたら、物販のとこに来門がいてサイン会状態になってた。結構並んでたんでパスしたけど。

次は「惑星探索団のPVで黒タイツでヌンチャク振ってた」という WISE。ステージ袖から他の出演者に煽られて、それちょっとテンパるからやめてなどと言いつつ、ビークルとコラボしたという曲で会場を盛り上げ、これにて前座組終了。いよいよsmorgasの登場となって、会場の熱も徐々に上がり始めてきた。

smorgas登場

この日は Ust での中継もあったので、大体時間通りにスタート。会場が暗転するとスクリーンにsmorgasのPVが流れ、メンバーが登場。1曲目の「ワイバーン」が始まると、今までとは一線を画す圧倒的な盛り上がりをみせる会場。そして続けざまに「惑星探索団」を投下。

オリジナルメンバーなので初期の曲を中心にやるんだろうなとは思ってたけど、初期も初期、俺も持ってない 1st の曲も多くやって、初めて聴くもんだから新曲の感じで楽しめた。実際古くさい感じは皆無で、5人で初めて作った曲だと言う「Seems Like It’s No Time For Wandering」なんかは、とても初めて作ったとは思えないくらいスタイルが確立されててカッコ良かったな。

今回の復活ライブは、ギターのSENSHO1500が結婚するのに伴ってメンバーに声をかけたのが切っ掛けらしい。あらきさんがTwitterで、再結成ライブの機会があったけど出来なかったって話をしてたんだけど、最初の機会ってのはこれだったのか。

SENSHOくんや河辺くんとは二度とバンドできないと思ってたという来門と、来門に会える気がしなかったと言うSENSHO1500。そのSENSHOさんはアイニの脇腹突いてふざけてたりと、実に楽しそうだった。これを期に是非再び親交深めて、またやってほしいもんです。

途中で来門に食って掛かるような雰囲気の客がいて、喧嘩売ってるかとヒヤッとしたけど、よく聞いたら「いいぞ!smorgas!」とか言ってて、ただのスゲーsmorgas好きな人だった。来門が前で喋ってる時に絡んできてて、アイニはそれ見て後ろで笑ってたな。

その人が柵に登ろうとしてミスったのを切っ掛けに、柵に登ってダイブする人が続出。smorgasが出るまでは盛り上がりがいまいちだったからちょっと不安もあったけど、全く関係なかったね。

「RISE TO GREATFUL」で本編を終えると、「やる気満々だからね!」と再登場してアンコール突入。今回のイベント主催者であるBALCOLONYの社長を無理矢理舞台に引きずり出して挨拶をさせたんだけど、なぜかSENSHOさんに後ろから乳を揉まれまくる社長(おっさん)。

乳揉まれつつも、本当に最高だといい感じで締めたのに、社長が元コメディアンだと言うことでアイニが突然ギャグを要求。追いつめられた社長は、ギャグ「はさみ」で見事に失笑を獲得した。

ラストは「ゴンドワナへの旅」でクソ盛り上がって終了。個人的には「黄金の道」が聴けなかったのが残念だったけど、とても8年ぶりとは思えない完成度でオリジナルメンバーでのライブが見れただけでも十分です。これを1度で終わらせるなんてもったいなさ過ぎる。

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